勝瀬小での保護者向け説明会での説明内容と質疑応答を、共有された内容報告をもとにQ&A形式で整理しました。

質疑応答まとめ(Q&A)
Q1. 「今の学童は人数的に安心できないのでは?」市は現場確認しないの?
A(市)
現場は「職員が頑張って何とかできている状況」という認識。市は「何かあれば現場に行く」が、子どもと直接関与する形の現場参加はしていない/指定管理者の事務局とのやり取り中心で把握している、という説明でした。
Q2. 雇用は「有期→無期」になった?無期=正規職員と考えていい?
A(市)
当初は職員向け説明会で「有期」と説明していたが、声を受けてシダックスと協議し、無期雇用へ変更。あわせて有休も“半年後付与”ではなく“最初から”の扱いにした(2/5付で事業団へ書面で伝達)。
Q3. 4月時点で転籍(継続雇用)は何人くらい?どうやって結果を知れる?
A(シダックス/市)
シダックス側は、面接を行い、現給与と同等になるよう調整した額面を記載した採用通知を発送した旨を説明。市側は「雇用人数はまだわからない」との回答でした。
Q4. 「勝瀬で働いていた人は勝瀬で続けられる?」異動はある?
A(シダックス)
原則「優先してそうする」が、他クラブで人員不足があれば異動の可能性もある。
Q5. 「必要人数」と「確保見込み」を具体的に出してほしい。最終確定はいつ?
A(市/シダックス)
入室決定が終わっていないため現時点で人数は断定できない。二次・三次決定で人数が固まり次第詰めていく。三次の最終は3/6との説明。
他自治体の立ち上げでは異動で補充した例がある/他自治体では転籍85%の実績があり、不足15%は新規採用で補充する想定。
Q6. 事業団の保育内容は満足度が高いので引き継いでほしいと思っている。折り紙の枚数などで制限が加わることがあるのか?市から改善命令が出ることはあるのか。
A(シダックス/市)
使うものが減るとかはないようにする。安心安全を担保して確認してやっていくし、市としても定期的にモニタリングして、場合によっては是正勧告する。
Q7. 掲示物(子どもの制作物など)は「最小限」になる?現場の裁量は尊重される?
A(シダックス)
壁面掲示は現状でも多いが、発達特性等により「刺激が多いと落ち着かない」場合もあるため、クラブごとに使い分ける。
Q8. 不審者・悪天候時の送り出し判断、配慮が必要な子への対応など、マニュアル化しづらい点は?
A(市)
どんな子がいるかは今後引継ぎしていく。有事の情報発信(不審者情報など)はこれまで通り、市→学童へ伝える流れで対応する。
Q9. 夏休みの短期アルバイト(大学生等)は今後もある?
A(シダックス/市)
大学生が働いていると聞いており、継続希望者にはできるだけコンタクトを取る。
Q10. 保護者会はどうなる?イベント負担や議事録の扱い、有休の消失は?
A(市/シダックス)
- 保護者会:保護者が作っている会なので市からは言えない。従来通りサポートするつもり。運営者と話し合って形を決めていく。
- イベント:保護者負担がなくても実施できるよう考える、保護者会のあり方(解散希望等)も含め検討し、代替イベントも検討できる。
- 議事録:市はHPで会の内容や資料(審査委員の記録等)を出す予定。保護者側からは「出す前に戻して確認すべき」との要望。
- 有休の消失:保護者から「消滅はひどい、買取等できないか」と要望。市は「引継ぎできない分は加味して対応してもらいたいが、制度的にどうしようもない」と説明。
Q11. 「指定管理は継続契約を保証しない」との説明だが、職員の不利益を最小限にしてほしい
A(市)
指定管理制度として、継続契約を保証しているわけではない。公募となる中で客観的に評価し、最終的に今回の決定に至った。できる限り継続してほしい、という趣旨の説明でした。
(保護者からの意見)
職員の不利益を最小限にしてほしい、という要望がありました。
Q12. 「安心安全が確保できれば保育内容は引き継ぐ」と言うなら、市が管理者として担保してきたのでは?
(保護者)
「安心安全が確保できれば引き継ぐ」という説明は、市がこれまで管理者として安心安全を担保してきた、という意味ではないか。だとすれば「全部引き継がれる」と考えてよいのでは、という指摘がありました。
A(シダックス)
まだ引き継いでいないため、現時点で安心安全を判断できない。大丈夫だとは思っているが、確認してからにしたい。
Q13. いじめ対策の具体は?「ふわふわの木」などの取り組みは?
(保護者)
いじめに関する取り組みが書いてあるなら、具体的に見せてほしい、という要望がありました。
A(シダックス)
- いじめは隠れた場所で起きやすいので、そうした場所を巡回する
- 取り組み例として「ふわふわの木」(ふわふわ言葉を書いていく)を行っている
- 人を攻撃しない/未然防止の約束を帰りの会で行う
Q14. 「いじめ対策で一番大事なこと」は何だと思う?
(保護者)
いじめ対策として一番大事なことは何だと思っているのか、という問いがありました。
A(シダックス)
個人的には、誰かを攻撃するのがよくないと思っている
A(市)
様子を常に監視すること。
Q15. 指定管理候補者の審査委員会でシダックスの「いじめをしない宣言」が評価されていたが、評価委員は適格性があったのか?
(保護者)
- 近年のいじめ対策で「いじめをしない」と宣言するのは悪手とされている。しかしシダックスは、いじめの未然防止対策として『帰りの会で子どもたちにいじめをしないことを約束させること』を掲げている。
- 説明会当日に配布された資料『第3回富士見市公の施設の指定管理者候補者審査委員会』によれば、シダックスについて「特筆していたのは、いじめの未然防止の具体的対応について他の応募団体にはなかった項目として評価した」とした委員がおり、これが評価点に反映されている。帰りの会で宣言させるような的外れな対策を評価するような委員がいたということか?
- 審査する委員の適格性、それを任命した市の責任、そもそも学童保育事業の審査を富士見市が適切に実施できていたかどうかが疑わしい。
Q16. 長年富士見市から管理されていた社会福祉事業団が、指定管理者の審査委員会で低評価だった。そもそも富士見市に管理能力がないということでは?
(保護者)
- 富士見市は、毎年学童利用者にアンケート等を行うことで学童保育の課題を把握し、設置管理者として事業団に指導や是正勧告等を行い、安心安全の学童運営が行われてきたと認識している。
- しかし、資料『第3回富士見市公の施設の指定管理者候補者審査委員会』を見ると、長年に渡り学童保育を市の監督下で運営してきた社会福祉事業団が、評価項目の課題として複数の低評価を受けていることが記載されている。
- 選定において重要視されるほどの課題を、市側はアンケート等を通して把握していたにも関わらず、長年放置し、現在も課題が解決されていないというのであれば、そもそも学童の設置管理者として適切に管理・指導できていたのかどうか、甚だ疑問。
- 学童の指定管理者がシダックスに変わっても、設置管理者は富士見市のままなので、今後も富士見市が適切に学童の管理をできるのだろうか。
A(市)
真摯に受け止めて、よりよいものにつなげていく。
閉会前のひとこと(保護者司会)
「まだもやもやしている方もいる。寒い中、休みの日に子どもと一緒にいたい・体を休めたいのに時間を割いて来ている。来られない人もいる。これだけ多くの保護者が不安に思っていることを受け止めてほしい」——という趣旨の呼びかけがありました。
さらに確認したいポイント
- いじめ対応について、今回説明のあった取り組み(巡回・「ふわふわの木」等)を富士見市の全クラブでどう運用するのか(頻度/担当/記録/保護者共有)
- 市のモニタリング(評価・是正)の具体(いつ・誰が・何を見て・どう改善させるのか)
- 「改善要望が今まで改善されてきたのか」という指摘への、市としての振り返りと再発防止


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